仕事の時間はお互いのびのび、
プライベートは夫婦一緒に楽しむふたりTOKYO FUTARI

河田正紀さん(44歳)(仮名) 史恵さん(45歳)(仮名)

出会いから3か月でプロポーズ

 正紀さんはあんまマッサージ指圧師、史恵さんは健康運動指導士・産業カウンセラーと、河田さん夫妻はともに健康に関わる仕事。ふたりの出会いも行政が主催する健康促進イベントにスタッフとして参加したことからでした。打ち上げで、史恵さんが口にした「私、(お酒が)飲めるんですよ」という一言から話が盛り上がり、「じゃあ、飲みに行こう」ということになったのです。
 ふたりには「体を動かすのが好き」という共通項もありました。初めてのデートも居酒屋に行く前に寄ったのは、正紀さんが通っていたスポーツジム。史恵さんがジムの入会に興味を持っていたからです。そして、それから3か月後、正紀さんは史恵さんにプロポーズしていました。
 「明るくてパワフルな彼女と一緒にいたら、人生が面白くなりそうと思った」と正紀さん。史恵さんは「彼と一緒にいても構えることなく、自分らしくいられたから」とプロポーズを受けた理由を教えてくれました。

 

プライベートは夫婦の時間を大切に

 現在、正紀さんは自分の治療院を持ち、史恵さんも健康セミナーの講師や産業カウンセラーとして忙しく日々を過ごしています。そのため、帰宅が深夜になったり、休日に仕事が入ったりすることもあるので、一緒にいられる時間はあまり多くありません。
 「でも、多くの人が健康で暮らせるように心身をサポートしていきたい、という夢は一緒。よくふたりで仕事の話をしますし、悩んだときにはアドバイスを求めることもあります。一緒に過ごす時間は短くても、お互いに相手が何をしているかは、よく分かっています」(正紀さん)
 会えない時間を結ぶコミュニケーションの手段は、メールやSNSのメッセージ機能、そして電話。恋人時代も、正紀さんが国家試験を控えていたため、メールと電話を使うことが多かったと言います。
 そして今は一緒にいられるときは、お酒を飲みながら、ゆっくりと食事をすることが多いそう。掃除や洗濯などの家事は、時間の余裕があるほうが担当するのがふたりのルール。ふたりで過ごす時間を大切にしながら、限られた時間を有効に使っています。

  

カポエイラを通じて広がったふたりの世界

 河田さん夫妻には、もう一つ、大切なものがあります。それは、「カポエイラ」。音楽に合わせて格闘技のような動きも加わるブラジル発祥のダンスです。最初にはまったのは正紀さん。友人に誘われて始めたところ、たちまち夢中になりました。正紀さんに誘われた史恵さんも、その動きと音楽に魅了され、今では、カポエイラ教室の先生を務めるほどです。
 「カポエイラの魅力は、仲間と一緒にやるからこそ楽しさを味わえることです。私たち夫婦もカポエイラを通じて、友人が増えましたし、今、その仲間と仕事も一緒にしています。カポエイラは私たちの人生も仕事も人間関係も豊かにしてくれました」(史恵さん)
 休日にはカポエイラの仲間たちとバーベキューを楽しむなど、一緒に過ごすことも多いそうです。
 「共働き夫婦の結婚生活がうまくいくコツは、仕事面ではあまり干渉しあわないことかもしれません。その代わり、一緒に過ごせるときはふたりで思いっきり楽しむ。そのバランスが大切なのかもしれませんね」(正紀さん)

ふたりのQ&A

Q
出会いは?
A
市が主催した健康増進イベントにスタッフとして参加。打ち上げで席が近かったことで言葉を交わしたのがきっかけ。
Q
初デートは?
A
居酒屋に。お酒を飲むペースが一緒で楽しく酔えたことから、親しさが増した。
Q
結婚への道のりは?
A
正紀さんが国家試験を控えていたため、デートは週1回程度。出会いから3か月後、友人の結婚パーティーの話を電話でしていたときに、正紀さんが史恵さんにプロポーズした。
Q
家族構成は?
A
妻29歳、夫28歳で結婚。夫婦ふたり暮らし。
Q
家計と家事の分担は?
A
家賃などの共同費は折半。他は別々。掃除や洗濯はできるほうが担当。
Q
休日の過ごし方・よく行く場所は?
A
妻が共同経営者と運営しているスタジオで仲間とイベントやバーベキューを楽しむことも。夫が仕事で多忙になる前は、カポエイラを楽しむことも多かった。

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